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Pour mon cher -涙の先に-

第37章 ツワモノ

彼女2人の姿を見てすぐさま私から離れた。



「ねぇ、何してんの?って聞いてんだけど?」




東先輩が階段を降りながら口調は柔らかいまま鋭い目を彼女に向ける。





ヤバい・・・。


東先輩怒ってる・・・。


取り敢えず落ち着かせなきゃ。



「あの、先輩・・・「猛司!あの女が最初に私を呼び出して来たのっ!!」




私の言葉を遮るように彼女は突拍子もないことを口走った。






……は?



いやいや、ちょっと‥



何、言ってんの?

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