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「せんぱ‥‥「俺にしなよ」




‥え？




「愛ちゃん。俺を好きになりなよ。」



「先輩‥‥？」




先輩の言葉にビックリしてあんなに溢れてた涙も止まる。




「アイツなんか‥猛司なんかもう忘れて俺を好きになりなよ‥」





私の髪に顔を埋め、耳元で囁く東先輩の優しく‥切ない声が耳に響く。



先輩はぎゅっと抱き締める力を強めて




「俺を好きになりな？」




４度目。





優しく、そして切なく耳元で囁いた。