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Pour mon cher -涙の先に-

第40章 体育祭

「え?」


バッ!と体を起こして猛司を見ると、丁度半周辺りで追い越しそうな勢いで走ってて。



思わず



「頑張って!!!」



と大声で声援を送る。


すると、偶然的にも猛司と目が合って。



と同時に今までまだ本気じゃなかったの?
ってくらい速度が増してアッという間に1位に踊り出て。




そのまま余裕で1位ゴール。




周りの声援に包まれながら、ゆっくり歩いて戻ってくる猛司は息も全然切れてなくて、汗も掻いてなくて。



何ら走る前と変わらない姿がカッコよさを引き立ててた。











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