Pour mon cher -涙の先に-
第40章 体育祭
「じゃ、俺次だから行ってくるね!」
軽く手を振って行こうとした先輩を
「先輩!」
思わず引き止める。
何となくだけど‥‥
もう少し話してたいな‥
なんて思ってしまって。
でも咄嗟に出た言葉は
「今日、一緒に帰りましょうね?」
だった私って‥。
一瞬、目を丸くしてた先輩もクスッと笑って私の傍まで戻って来て
「いつも一緒に帰ってますけど?」
そう言って私の右手を握って
「向こうまで一緒に行こー♪」
私の気持ちが分かったのか、ニッコリ笑ってそう言ってくれた。
何も言わなくても分かってくれる先輩。
素直に言えない自分に自己嫌悪なりながら優しさに甘えてしまう私。
ダメダメ星人だな‥。
心で反省しながら右手に温もりを感じながら先輩と肩を並べて歩いた。
軽く手を振って行こうとした先輩を
「先輩!」
思わず引き止める。
何となくだけど‥‥
もう少し話してたいな‥
なんて思ってしまって。
でも咄嗟に出た言葉は
「今日、一緒に帰りましょうね?」
だった私って‥。
一瞬、目を丸くしてた先輩もクスッと笑って私の傍まで戻って来て
「いつも一緒に帰ってますけど?」
そう言って私の右手を握って
「向こうまで一緒に行こー♪」
私の気持ちが分かったのか、ニッコリ笑ってそう言ってくれた。
何も言わなくても分かってくれる先輩。
素直に言えない自分に自己嫌悪なりながら優しさに甘えてしまう私。
ダメダメ星人だな‥。
心で反省しながら右手に温もりを感じながら先輩と肩を並べて歩いた。