テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第42章 試験勉強と先輩と

バッ!と机に向かってせっせと問題を解く。



「どうしたのー?ヤル気全開!?」



ウキウキ声で話す先輩を無視してノートにペンを走らす。




「えー無視ぃー??」




横から顔を覗き込んで来るけど無視。





カリカリカリカリ‥‥ペンを走らせる音だけが部屋に響き渡る。





「ねぇ‥」




私のペンを握る手をギュッと先輩は握って





「キス‥だと思ったの?さっきの。」





私を見る先輩の目は‥綺麗でセクシーで、やっぱり色っぽくて‥・・





そのまま吸い込まれてしまいそうになる‥‥‥。






「キス、しようか」









ストーリーメニュー

TOPTOPへ