テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第43章 夏祭りの夜

「1人なの?」


って聞いてくる猛司にバクバク煩い心臓を一生懸命落ち着かせながら



「東先輩と一緒に」



「そりゃそうか。1人で来るわけないよね」



なんて、はははっと笑う猛司。



そう言う猛司は‥彼女と一緒なのかな。



「彼女と一緒ですか?」


何気に聞くと



「‥あー‥うん。まぁーそんな感じ?」








濁すような反応をしたから深く触れない事にした。



「東遅いね?」


「そうですねー」



うん‥確かに遅い。



どこまで買いに行ったんだろう‥。



あの人混みじゃの中に買いに戻ってくれたんだもん。

時間、かかるよね。


何だか1人で行かせて申し訳なかったなぁ。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ