テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第49章 球技大会

真っ赤になっちゃって‥

痛かっただろうなぁ‥瞬間。

可哀想に。



てか、一体どんだけ試合中にボーッとしてんだよ。




俺はそっと赤くなってる個所を撫でる。



スヤスヤ眠ってる愛ちゃんの寝顔は凄く可愛くて。


無防備で、何とも言えない寝顔の彼女。






まさに眠れぬ森の美女。だな。





彼女が姫だとしたら‥‥





じゃぁ‥俺は?






彼女が姫なら、王子は当然、俺。




俺は眠ってる彼女の唇にそっとキスを落とす。






愛ちゃんが目を覚ましますように‥。




愛ちゃんが俺のキスで目を覚ましますように‥‥。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ