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Pour mon cher -涙の先に-

第49章 球技大会

「私、先輩の夢みてましたよ」


「え?」


少し驚いたような顔の先輩。



「ふわふわ気持ち良くて温かくて優しくて‥


やっぱり先輩の夢だったんですねー」



ニコッと先輩に向いて微笑む。



すると、いつもなら先輩もふわりと優しく笑ってくれるのに今日は何故か真顔で。



いつもと違う反応に少し戸惑う私を突然ギュッと抱き締めた。




「せ、先輩?!」




カーテン越しとは言え先生そこに居るんじゃないの?!!




「愛ちゃん」



囁くように耳元で私の名前を呼ぶ。




「キス。しよう」





はいっ!?








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