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これ以上ここにいても仕方がない。


無駄にショック受ける事が多いだけな気もする。



それに‥



今の私は猛司の顔は直視できない。




「少し心配しましたけど。


好きな人が出来たんなら良かったです。

次の人と幸せに」




ベンチから立って、猛司と目を合わせないようにペコッと頭を下げて立ち去ろうとした瞬間。





「どこ行くの？」




腕を掴まれて動きを阻止された。





「俺が誰を好きなのか、興味ないの？」




‥はぁ？！