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なんだよ‥・・



そう思いながら指先を視線で追うと



「あ‥・」



悪びれもせず平気な感じで早退してる２人の女子の姿。



紛れもなくあの２人は




「愛ちゃんと美鈴ちゃんじゃん」



何やってんの！？
あんた達！
不真面目かっ！！



「あの２人、ホント仲いいよなぁー」


２人の姿を見ながらしみじみ猛司が呟く。


確かに。

ホント仲良しだよなぁー。



「東」

「あ～？」

「愛を宜しくな」



彼女達から視線を俺に向けニカッと笑う猛司。


不意に投げ掛けられる言葉に驚き思わず目を丸くする。


そんな俺を真っ直ぐ見てもう１度同じ台詞を投げ掛けた。




「愛を頼む。」




‥お前‥もしかして‥