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Pour mon cher -涙の先に-

第57章 聖なる夜と指輪とストラップ Ⅱ

突然の彼女の行動に一瞬ビックリしたけど、直ぐ俺も彼女の手を握り返す。



さっきまで凹んでた俺の心も、一気にテンションアップ!



これぞ、まさに単純男。



彼女が自ら繋いでくれた真意は良く分からないけど‥。



それでも彼女が繋いでくれたこの手を俺は離したくない。




俺は今日のために用意してた物を彼女の頭に乗せた。




「え?」



上に手を上げてキョトン顔の彼女が堪らなく可愛い。



それでも頭上から降ろしてやらなかったらギロッと睨まれた。



うん。



毎度ながら、その顔




可愛い。




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