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Pour mon cher -涙の先に-

第61章 真と義理と・・

「愛ちゃん、好きだよ」




彼女の綺麗な瞳を見つめる。



彼女はフフッと優しく笑って。


少しばかり頬を紅く染めて




「私もです」



と言った。




堪らなく愛しい君の顔をそっと持ち上げ可愛らしい唇に優しくキスを落とす。




その瞬間、更に君に対する気持ちがどんどん溢れ出て止まらなくなって。



愛ちゃん‥‥








愛ちゃん‥・








愛‥・





愛し過ぎてめちゃくちゃにしてしまいたくなる思いをグッと堪え

彼女を再度ぎゅっと抱き締めた。



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