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S×強気で恋になる

第68章 贈り物


「まあ、俺様がお前を好きだってんだ。別に構わないけどね、お前を放す気は無いし」
「・・しんいち・・・なんか隠してる?」
「え?!んなことねーよ!!なんで、急に・・!!」

俺が動揺したのが伝わったのか
純平が床に座ったまま体をこっちに向けて
ソファーに座っていた俺の足に抱きつく

「んー・・・ごめん、・・怒っちゃいやー・・」
「・・・天然?俺の股間とももの付け根に顔うずめないでくれない?そこから抱きしめるの俺嫌かも。ムラムラするし」

そう言って頭を撫でると
何も考えてないのか
手を回そうとさらに俺の股間に近づく

鬼だな・・・
このフェラ態勢で俺は我慢させられるんだ

鬼畜はどっちだよ・・・

「純平最近怖い夢みるか?」
「・・・あはは・・あのなー・・しんいちが・・俺のアニキでなー・・俺のこと外に出してくれんの、夢でな・・・俺にな・・食べ物くれんの・・」
「・・・・・うん。・・泣くな。純平、涙拭け。股間濡れるって、馬鹿やめろ」
「こかんこかんうるせー・・・」

そう言って、上目遣いして涙目で
ズボン越しに俺の股間をハフっと咥えた

「ちょ、どこで覚えてくんだ!!!ごめん、本当に放してくれ。俺も、やばいって!!」
「んー、やだ・・・しんいち・・いい匂いする・・し、・・すき・・」
「可愛いな。俺の弟になる?」
「んー・・・ってことは、和也の弟ってこと?」
「・・・・・。いや、俺の弟だ」
「・・・・・えー・・・うーん・・」
「待て待て。それは俺的にかなりオコだぞ。ざけんな、クソガキ。耐えてるんだからな!!」
「でもアニキだったら・・ほんとによかったのに・・・・。そしたら、俺・・・お腹いっぱい食べれたかな・・」
「床に座ってないで隣こいよ。抱きしめてあげるから、な?」
「あはは・・うれしい・・・・。なー・・俺のこと・・」
「お決まりだな。好きだから、安心しろ。置いてかねーし、捨てねーし、ずっと側にいる」

大丈夫

泣くな

俺がお前を幸せにする




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