無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ー和也、これも？
ーあぁ。ありがとう。それ終わったら、こっちも
ー楓って言ったらな
ーお前それにこだわりすぎだろ
「まあな。お、岡崎。お前純平泣かせ過ぎだろ。ヒィーヒィーうるせーよ、なぁ和也」
「お前も人のこと言えねーけどな。真ちゃん朝飯まだだろ？10時までバイキングしてるって。昨日純平朝飯楽しみってたから、一緒に行ってこいよ」

そんな風に二人に言われて
俺は正直イラついていた



朝飯楽しみしてたとか知らねーし

っーかお前ら何いちゃついてんだよ

・・・・・。

あー俺相当変になってる
俺らしくないことばっかり


純平と俺ももっとこーしてーなぁー・・・


・・・・・


「ちょ、真ちゃん！？何泣いてんの！？」
「はぁ？・・・・っ、わ、なんで？ちょ、顔洗ってくる」

バタン！！

っと思いっきりドアを閉めて
ささっと洗面所いく真ちゃんをみる

「楓・・・俺真ちゃん泣いてるの見るの小学生ぶりかも」
「・・・俺初めて見た。っーか、あいつも泣くんだ」

そう言って
二人で目を合わす


「！？あいつ、泣いてたよな？」
「うん、え？は？」

そのままドタドタ洗面所に走って行き
真ちゃんに理由を聞くけど

泣いてねぇ
目が乾いただけだ

って言うだけで
そのままご飯に行ってしまった