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S×強気で恋になる

第34章 AV撮影



うわ20時。。
俺はロッカールームで白衣をかけながら、ため息をついた。あいつ、夏目のとこ行ったのかな?

駐車場にいき、車に乗り、携帯を開くとメールが入っていることに気づいた

ん?19時02分・・・?
早いな、予定より

ーなんかやっぱり気まずいから今から帰る。晩御飯まだ食べてない。お前が作ってくれたら嬉しい。 迎えはいらない。横山ー


・・・こいつ、可愛いな
飯作ってやるか

もう家かな?なんだかんだ俺の横がいいんだろ?俺のことちょっとは好きなくせに、

テンションあがる

電話してみるか・・・プルル

・・・・でない

なんか胸騒ぎすんな・・・


あ、もう一件メールきてる
なんだAVサイトの新着情報か・・・

このサイト有料会員の額も高いし、今は純平で手いっぱいだし、解約するか・・・。まあ、伯父さんがやってる会社のサイトだから解約も何もないんだけどな。


あ、でもこのノンケ大型新人っての気になるな

家に向かう前に、車内で久しぶりにAVでも見るか

そう思って軽い気持ちでサイトを開いた


そこには男が全裸で縛られていて、ひたすら喘いでいた

うわー尖端ばっか・・・
俺でもこんな拷問的な快楽与えねーな、純平に

にしても、攻め側素人か?
しつこいし、相手のこと考えてねーな、この攻め方
あ、失神した・・・
水かけて起こして、なんか受け側かわいそーだな
エロビデオってのは激しくしてるようにみせて、案外お互いフリなとこもあんのに、これ攻め側激しいのガチだろ。。。
SMわかってねーよ、
これじゃあ拷問
ちょっとは感じさせてやれよ




っーか・・・薄いモザイク入ってるけど純平の身体に似てる・・・

腕うつらねーから違うか?

いや、この声、純平っぽいな・・・


アップのモノやケツ以外のところが映ったときに、集中して周りを観察する


・・・あのネックレス・・・
あの首筋の跡も・・・


純平?!!!



「しんい・・・ち・・たすけ・・」
「しんいち?誰だよ!!」


血の気が引くのがわかる


純平だと思って見ると、もうそうとしか見えなくて、あらゆる反応が純平だと確信付けた。



自分でも考えられないスピードで、伯父さんに電話し、リアルタイム配信の削除とそれを投稿しているアカウントを削除させ、俺はGPSを使って、純平のところに急行した。

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