
S×強気で恋になる
第44章 日常
疲れた・・・
もーすぐ定時か。
俺なんで今朝あんなことしちゃったんだろ・・・
恥ずかしくて死にそーだ
髪の毛をわしゃわしゃとかく
あ、純がまた髪の毛かき乱してる
何やってもイケメンだな、ほんと
ずっと、夏目さんの所有物だったけど、あの人辞めてから水面下で超争ってて、で、俺が勝ったんだ
あいつのことみんな好きなんだもん
ライバル多くて困るよ、ほんと
も、あいつとは昼飯食べる仲だし
早くヤりてーなぁー・・・
でも警戒心強いんだよな
肩触っただけで、ビクってなるし
触るなって言うし
でも、彼女いるって嘘ついたら
すぐ緩めてきた
そらそろいけると思うんだけどなー
さて、定時か、純誘って帰ろ
あいつ片手だからほっとけねーし
隙があったら、ヤりたいし
なーんて
「純、終わった?」
「・・・え?あー、うん。帰る?」
「途中まで一緒に帰ろ。俺今日デートだからさ」
「いーな、俺もしてーよ、デート・・・」
「おまえだったら、誰とでも出来るだろ?美人としろよ、楽しめな?」
・・・楽しみたいけど
デートなんてできねー・・・
っーか、付き合ってねぇし・・・
どーせ、お仕置きとかされて
あいつの欲求満してる道具だろーし俺
なんでこんなに
胸ズキズキすんだろ
わかんねー・・・
「なに悩んでんの?さてはお前、好きな人いるだろ?」
いたらぶっ殺す!!
と思いながらも純にきく
「はぁ?いねーよ!!・・・わかんねー」
わかんねー、ってなんだよ!!
って言いたい気持ちを抑える
「まあ、がんばれ。じゃ、また明日な?」
「え?ここでか・・・じゃーな・・・」
あいつ好きな人いるっぽかったな
誰だ!?俺の純なのに!!
俺は怒り狂いながら、家につき
純をオカズに何度も自慰行為をした
