テキストサイズ

S×強気で恋になる

第46章 両思い?

片瀬と医学学会の話で盛り上がり、そのあと資料を見に少し2人で席を離れる

「その話のどこがおもしれーの?わかんねー、医者って」
「純平、ちょっと資料見てくっから、そこで一人で呑んでろ。」
「え?・・あぁ。ちょ、他の酒ねーの?」
「あ、ワインあるよー!ここ置いとくね。」

片瀬と2人で書斎にはいる
医学の話がとりあえず面白かった
純平もシラフだし
ちょっとぐらい平気だろ



「ねぇ、見て!!ここ、見て!どこいったの?ねぇー!!」

あー、忘れてた
やべぇ
酔っ払ってるし

「なに?っーか、お前飲み過ぎだろ。馬鹿野郎。」
「真一、消えたかとおもったー」
「あっちの部屋行ってた。それ飲んだら、帰るぞ」
「ここ・・・・見て。血が出てる・・」

あー、縄が太ももに食い込んだのか
わりーわりー
あんなに放置するつもりじゃなかったんだ

「唾つけときゃ治るよ。」
「えー・・なんかヒリヒリする・・」
「岡崎さん、そんな民間療法よく言えますね。純平見して?消毒液塗っといてあげるから」

「うんー・・あはは、真一唾つけんの?きたねー・・」
「うるせーな。いっつも舐めてんだろーが。」
「片瀬ー、あのさ、眠い・・・・」
「んー?薬塗ったら、寝ていいよ。多分岡崎さんが運んでくれるよ」
「んーん、歩くー。俺重いから、デカイし、真一腰痛めるー・・んー・・・・」

寝たし

「だそうですけど、寝ました。面白いですね」
「あぁ。憎めねーだろ?可愛くて。俺が腰痛めるっておもってんだな。」

心配すんな
整形外科は力仕事だし
お前身長あるけど
軽いからへーきだ

本当にこいつ優しいよな
俺にはない思いやりがあるよな

「片瀬そのままにして悪いけど、帰るわ」
「大丈夫ですよー。晩御飯作ってくれたんで。それより安藤!病院内、誰に見られてるかわからないですから、気をつけてくださいよ!!」
「わかってる。じゃーな。」

岡崎さんが慣れた手つきで純平を担ぎ
家を出る


俺も悠二さんに会いたくなっちゃった








ストーリーメニュー

TOPTOPへ