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S×強気で恋になる

第49章 自由?

風呂からでて、湿布をもち、部屋に行く

純平は寝付けてないのか
苦しそうにしていた

「おい、起きろ。シャワー浴びれるか?歯磨きくらいはしろよ。純平?」

だんだん目があき、じっと見つめられる

「・・・も、怒って・・・ねぇ?・・・。」
「うん。だから、歯磨きな?立てる?」
「うん、・・・気持ち・・・悪い・・・」
「落ち着いたから、酒きた?吐く?」
「っ、吐いたこと・・・ねぇ。。。」

うーん、顔色悪いから
吐いたらスッキリすると思うんだけどなー
手突っ込んでやってもいいんだけど、
吐いたことねーのか・・・

「吐いたらスッキリするぞ?吐く?」
「・・・う、出ない、も、気持ちわりぃ・・」
「んだよ、めずらしーな。なんか変なもん食わされてねーだろーな。こっちこい」

ガッと抱き上げると
本当に気持ち悪いのか
ぐっと、しかめっ面をした

そのままトイレにいれ、後ろから背中をさすりながら
手をいれた

「うっ、・・・」

ガッと前歯で手の甲を噛まれる
というか歯が思いっきりあたる

いてーな・・・

っ、あ、出た出た

って、こいつ枝豆そのまま食ってるし
実だけ食べろよ
酔っ払いやがって、アホだな

吐き切ったみてーだな


ジャーっと流してタオルを持ってきてやると、今までしたことのない顔をした

「なんだよ・・・ほら、口拭け。んで、はやく歯磨いて顔洗え。なに?その顔やめろ。」
「・・・楽になった・・・から、あの、・・・ありがとな・・・」

こいつ可愛すぎ
お礼なんて晩飯の時メールでしか言わねーのに
こんな床にへたってんな可愛いこと言われると

俺の息子が起きるからやめてくれ

手を回し、起こしてやって洗面所に向かわせる
なんとなく気まずくて俺はその足で寝室へ行った


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