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S×強気で恋になる

第55章 絶対離さない



ん・・・朝!?

ガバッと起き上がると
隣に寝ている純平の姿があった


・・・何でそんな端っこで寝んだよ
ベットから落ちんだろ

そう思い、腕を引っ張ると
んっ、と寄ってきた


やべぇ・・・
こんな当たり前なことが
まじで嬉しい


・・・惚れ込むなんてらしくねーけど
俺こいつのこと

無茶苦茶好きなんだ・・・


あ?

頭いてぇ・・
っーか、なんか肩も痛い


足や腕を見ると打撲したあざができていて
痛かった頭を触ると
ほんのりたんこぶが出来ていた


なんでだ・・・

ソファーで眠くて


あぁ・・・!!


こいつがベットまで運んでくれたのか




手荒だな


あざだらけだぞ、俺



まあ、身長も体重も筋肉も
俺のがあるしな


むしろお前よくここまで運んだよ


どーやって運んだかは考えたくねーな

絶対あざになってるくらいだから
引きずり回したか
運ぼうとして落としたか


今日だけは許してやるよ


そんなことを考えながら
携帯を開き時計を見る



あと2時間しか
こいつの横で寝れねぇ



もっと味わいてーのに


かわいー寝顔だな・・
見ててあきねー・・・






サラサラっと髪の毛を触る




悪かったな





んっ、と寝返りをうった純平に低く呟いた


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