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S×強気で恋になる

第64章 お前といるから

ただでさえ、汚い公衆便所なんかに入って機嫌悪いのに
こいつら・・


そう思っていると
純平の言っていたことを思い出す


公衆便所・・・


お土産なくした・・


なんで待ってなかったんだよ!!



純平が土産屋から出て来たときに
俺がいなかったから

純平はここに来たってことか
それでお土産なくして


・・・こんな汚いやつらに


触られたのか?!



何かぎ頭の中でキレる音がする

「背が高くて顔が綺麗で、薄茶の髪の毛のやつだろ。・・・どーなんだ。嘘ついたら殺す」

体は獣のように殺気立っていた
自然に首を鳴らしたり
体が勝手にウォーミングアップを始める


「は?なにあんた。知ってるんなら連れてきてよ。あいつにさー、仲間チンコ噛まれて怪我しちゃったわけ。こいつも握り潰されてるし。責任とってもらいたいわけよ。」

あいつやるな・・

フェラ中にチンコ噛むのって
恐ろしいな


「お前さー、かっこいいからって調子のってんの?そのイケメン男前の顔、ボッコボコにしてやろーか?あ?」
「だなー。それで、こいつ使って奴おびき寄せたらいんじゃね?」


「・・・言いたいことはそれだけか。相手してやる。空手有段者なめんなよ」


やっつけなくてもいい
何人仲間いるかわからねぇ

それに人殴るのは正当防衛とはいえ、まずい

喧嘩は喧嘩だ

俺が怪我したら純平が気にする・・・


第一こんな汚ねぇところ早く出たい
靴が汚れる

匂いが俺につく




お土産袋さえ奪い返せたら
あとは走り去ればいい


それだけ考えていた


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