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狼男子の扱い方

第6章 道端での再会




あたしは

そう言い放って
はっ、とする。





『……てめぇなに反抗してんの?

 美華。お前明日覚えとけよ』



「……っ」

ブツッと、あっちから
電話を切られる。




……なんで、あたしが
怒られる羽目になるの?




どう考えてもおかしいのは玲音だ。






─それと    玲音は……
 あの人とどうなったんだろ











それからというもの

目が覚めてなかなか
眠れなくなり

あたしは予習に励んだ。

一応、優等生だしね。








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