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無自覚な美形くん

第4章 第四章

「あーもう、わかったよ。濡れてるから抱きしめてやれねぇけど、代わりに。チュッ」



大地の頬にキスをしてやると、みるみるうちに真っ赤になった大地の顔。



「あれ?もしかして怒るほどいやだった?」



そんな真っ赤にして怒らなくてもいいじゃねぇか。軽く傷つくからな?



「ち、違うよ、怒ってないってば」



「あー要するに大地は咲斗にキスされて嬉しくて照れてんの」



敬太が説明してくれる。


照れてたのか!可愛い奴だな(笑)


「嫌じゃなかったならよかった」




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