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夏「あの～」

勇助「何」

夏「今さらなんだけど…俺…サッカー部
に入ろうかと…」

勇助「サッカー部に？」

夏「うん…そのバイトがあるから毎日は
無理だけど」


色々考えたが
勇助に近づく方法、仲良くなる方法は
これしか思いつかなかった
サッカー部への誘い
一度は断ったし断られるかと思ったが
勇助は…


勇助「…」

夏「やっぱり…ダメだよね…」

勇助「ダメなんて言ってないだろ」

夏「えっ…じゃあ」

勇助「大歓迎だよ、よろしく」

夏「…よろしく」


騙してるみたいで
少し心が痛んだが勇助に近づく為
夏は勇助が所属するサッカー部に入る事
にした


勇助「新入部員の夏だ」

夏「飯塚夏です、よろしく」

男達「よろしく」

勇助「見ての通り部員はこれだけだから
レギュラーは確実だよ」

夏「（小声）レギュラーとか本当は興味
ないんだけど…」

勇助「何？」

夏「ううん、何でもない」

勇助「よし、じゃあ着替えて練習始める
ぞ！！」

男達「おぉー！！」

夏「…おぉ」