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夏の秘密

第5章 友達第一号



勇助「夏、シュートだ!!」

夏「おう!!」


部活の日はバイトを休み
バイトがある日は部活を休む
そんな日が何日も何週間も続いたある日
ある事件が起きる
それは…


男子「あっ!?危ない!!」

夏「えっ」

勇助「夏!?」

夏「痛っ…た…もう何だよ…」

男子「悪い…俺コントロール悪くて」

勇助「怪我ないか?」

夏「平…痛っ」


コントロールミスで
夏の頭にサッカーボールが直撃し
おまけに
立ち上がった拍子に頭がふらつき足を捻
ってしまった


勇助「大丈夫か?」

夏「…うん…でも足が…」

男子「俺、保健医呼んで来るよ」

勇助「でもあいつは…」

夏「大丈夫、俺一人で行けるから、みん
な練習続けてて」

勇助「…」

夏「痛たた…」

勇助「夏、俺の肩に掴まれ」

夏「…でも」

勇助「いいから…」

夏「…ごめん…ありがとう…」

勇助「…」


自分の怪我を心配し
保健室まで送ってくれると思ったが実は
保健室には夏はまだ知らない
色々な意味で恐ろしい
危険な
保健医がいた


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