夏の秘密
第40章 総一郎の場合
総一郎「俺は夏を幸せには出来ない…夏
に普通の幸せは…」
夏「勝手に決めないで」
総一郎「…」
夏「私の幸せは私が決める、私が先生を
幸せにする、してあげる」
総一郎「…何それ」
夏「不満?」
総一郎「ううん、すっごい嬉しい」
夏「あっ」
総一郎「ありがとう、夏」
夏「先生…」
久しぶりに
総一郎に抱きしめられ
不安な気持ちが一気になくなった夏
そして思った
自分はやっぱり総一郎が…
夏「先生…やっぱり私、先生が…」
総一郎「夏…」
夏「!?」
大事な話しをしているのに
総一郎は服の上から器用にブラのホック
を外した
総一郎「すごい?」
夏「大事な話ししてるのに…」
総一郎「後で聞くよ」
夏「…」