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アダルトなHな体験談的小説

第28章 寮母さん

「しばらく、俺とお前で、美由紀さんは共有だな」



「そういう事になるな」



二人してクスリと笑い合いました。



「で、お前何しにきたんだ?」



「あ、呑もうかと思って、ビール買ってきたんだ」



「彼女はどうした?デートだったんだろ?」



「どうもやる気になれなくて、飯食って送ってきた」



「かわいそうな彼女だな」



「・・・だって...お前だって分かるだろう」



「まあ...な」



美由紀さんの様な大人の女性の良さを知ってしまった宮崎の気持ちは確かに理解できました。


「ちょっとぬるいけど、呑もうぜ」



袋から缶ビールを二つ取り出し、一つ私に差し出しました。



「ああ、呑もう」



パカっとプルタブを同時に開け、



缶を軽く上げました。



「美由紀さんに」



「乾杯!」



ぬるくなったビールなのにカラカラの喉には気持ち良く喉を潤してくれ、不思議と美味しく感じたのでした。




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