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アダルトなHな体験談的小説

第29章 人妻と美大生

部屋は夕立の雨の匂いと油絵の石油のような匂いが入り混じり、不思議な匂いでしたが、決して嫌な匂いではありません。



むしろ鼻腔から何か刺激され、少し高揚した感じに似ていました。



それでも私はとりあえず窓を閉め、レースのカーテンを引くと、油絵だけの香りが残り自宅なのにそこだけが異質な雰囲気に感じ、部屋全体になにやら好奇心が沸いたのです。



夏樹君の机にある、スケッチブックが特に気になりました。



彼はどんな絵を描いているのかしら?



私はいけないとは思いつつもそのスケッチブックを開いてしまったのです。




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