テキストサイズ

俺が幸せにするから

第26章 松潤said

そう言えば、お祝いなんて言いながら、俺達が押し掛けたから、翔さん達“仲よく”出来なかったよな…。
何か申し訳ない事したような…
なんて事を考える余裕が、今の俺にはあるんだな~。


大「…潤、今何考えてたの?」

松「別に…何も…」

大「うそっ!!もしかして翔君の事考えてた
…だったらおいら、許さないから」


それまで可愛がってくれていた手を、離してしまった。


松「お祝いなんて言いながら、家にお邪魔したから、翔さん夫婦が“仲よく”出来なかったんじゃないかって思ったんだ」

大「そう言う事を考えられるようになったんだね…えらいえらい!」


そう言って頭をなで、おでこにキスをした。


松「もう俺の中には、リーダーしかいないから」

大「よしよし…ご褒美は何がいいかな?」

松「何かって?」

大「ほら言わないと、何もしてあげないよ。
ずっと耳攻めちゃうから…」

松「わかった…言うよ…さっきの続きして」

大「良く言えました…チュッ!」

松「はぁ…だから耳…ダメ!」


やっぱ翔さんの事は今でも好き。
でもリーダーの優しさ、笑顔、きれいな手で
すっぽり包み込まれ、不安や悲しみはすべて
取り除かれた。
この人がいればもう大丈夫。

ありがとうリーダー。


大好きだよ!!




end

ストーリーメニュー

TOPTOPへ