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俺が幸せにするから

第6章 音信不通

松「彼女ができたかなぁなんてくらいだけど
あの人とは気づいてないよ」
翔「ほっ!そうか…」
松「でもどうして放送されなかったか知って
る?」
翔「はっきりとは聞いてないけど…」
松「俺と一緒で編集していて気付いちゃった
の、翔さんの態度で。で中止になったん
だよ」
翔「……?!」
松「でもあれからよくバレずに付き合ってき
たね。旦那さんは大丈夫なの?」
翔「うん、ほとんど家に居ないんだ。仕事が
忙しく日曜日も家をあけてるんだ」
松「あのさぁ…もしかして…した?」
翔「そっそんなの全然なし!そんなことした
ら仲が壊れる気がして…」
松「へぇ~プラトニックだね~」
翔「月に1度会えるかどうかだけど、メールだ
けでも、何か心が満たされるんだ」
松「翔さん彼女の事、大好きなんだね。ねぇ
彼女、可愛い?」
翔「うん可愛いよ。優しいし……ポッ」
松「翔さん何赤くなってるの?」
翔「うるせーよ!」
松「返事がないのは何か訳があるんだよ」
翔「……」
松「彼女の事信用して待ってみたら?みんな
心配してるよ」

俺はその言葉で我にかえった。
そして松潤と楽屋へと向かった。

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