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俺が幸せにするから

第12章 ファーストキス

みんなも疲れたのか、寝付くのが早い!
でも俺は寝付けなかった。
それは実樹も同じだった。
窓際で椅子に座る実樹。


翔「眠れない?」

実「うん、何かね…。でも今日は本当に楽しかった。みんなに感謝だよ…」

翔「…どうした?」

実「朝がきたら、帰らなくちゃいけないんだよね」

実樹の頬に涙がながれた…。

翔「帰したくない。このまま時間が止まればいいのに…」

実樹を抱き寄せた。

実「そんな事になったらファンの子達、悲しんじゃうよ」

翔「人の心配じゃなく、もっと自分の事…俺達の事を考えようよ」

見つめあう二人…
徐々に近づいていく唇…

翔「実樹…愛してるよ」

付き合いはじめて1年…初めてのキス…。

実樹を抱き寄せたまま、朝まで眠ってしまった。

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