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俺が幸せにするから

第13章 僕は味方だよ

駅の駐車場に着いた。

実「今日は本当にありがとう。二人共すごく喜んでます」

良「ありがとう!」

亜「楽しかった!」

松「あっ!二人共、俺達と友達って事はナイショだよ」

良「潤にぃ、わかってるよ!あの~もしよかったら、にぃ達のアドレス教えてください!」

相「おっ、いいよ。いつでもメールちょうだい!」

アドレスを交換した。

松「ママもいつでもメールちょうだい」

大「ママ、いつでもおいらに乗り換え無料だからね!」

実樹が笑顔を見せた。

みんなを車に残し、ホームまで見送りに行った。
松潤が俺の肩をたたいた。

松「大丈夫?」

翔「うん、大丈夫だよ。ここで待ってて」

松潤は、俺達のうしろ姿を心配そうに見送ってくれた。


…良冴?…亜矢?…
さっきまで元気だったのに、どうした?
うつむいて…疲れたのか?

良「翔ちゃん、ありがとう。また会えるよね」

翔「うん、会えるよ。休みがとれたら会いに行くから」

亜矢がしがみついてきた。

翔「亜矢…」

俺と身長の変わらない良冴も、肩におでこをくっつけてきて、小さい声で呟いた。

良「翔ちゃんがパパだったらいいのに…」

…えっ?!

新幹線に乗り込む3人。
俺もこのまま一緒に…
でも、みんなを裏切れない。

実「またね。メール待ってる。お仕事頑張ってね!」

翔「たくさんメールするよ。愛してる…」

みんなの待つ駐車場へむかう。

改札を出ると、松潤がまっていた。

松「お帰り」

翔「…うん」

松「みんなの所へ行こう!」

翔「あぁ…」

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