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俺が幸せにするから

第14章 スタートライン

当日、子供を送り出し俺がいるホテルへ…
久しぶりに会う実樹を、思いっきり抱き締めた。
少し長めのキスも…。


翔「実樹、小っちゃくなったみたい」

実「翔ちゃんを見上げる角度は、変わらないよ」

翔「背じゃないよ。肩が小さくなったみたい」

実「そうかな…」


しばらく抱き合った。


翔「コーヒーでも飲もうか」

実「うん!」


実樹のおでこにキスをして、電話をかけにいった。


実「潤君に、隠し事してると翔ちゃんが悲しむよって言われたよ」

翔「そっか~。でもそれは本当だよ。それで悩み事は話してくれる気になりましたか?」

実「・・・」

翔「ほらまたどうせ“迷惑かも…”なんて思ったでしょ」

そう言いながら、実樹の髪を撫でた。

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