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俺が幸せにするから

第14章 スタートライン

ピンポーン!
コーヒーが届いた。
一口コーヒーを飲むと、実樹は話し出した。

実「パパは子供の面倒を見ない人なの」

翔「松潤から聞いたよ。良冴達が小さい時とかはどうだったの?」

実「ほとんど触れる事もなかったなぁ」

想像していた以上にひどい・・・

翔「そうなんだ…で、体調のほうはどうなの?」

実「時々…胸が苦しくなるの」

翔「いつから?この前倒れてから?」

実「亜矢が産まれた頃からからかな?その頃からだと思うけど・・・パパ、浮気している」

翔「えっ?今まで、何も言わないで黙ってたの?」

実「その時・・・受け入れられなくなってたから・・・」

こんな話したの初めてだから、“ドキッ!”っとした。


翔「別れようとは思わなかったの?」

実「私の責任でもあるし、二人が可哀想だと思って・・・。私が我慢すればいい事だ思ってきたの」

翔「ずっと我慢てきたんだね」

頭を撫でて、頬にキスをした。

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