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俺が幸せにするから

第17章 成立

…実樹side…

…っん、6時だ…
そろそろ朝御飯の仕度しなくちゃ…あれっ?
もしかして…
部屋を見に行くと、パパの姿はなかった。
声も掛けず、置き手紙の1つもなく…。
子供逹には?
掛ける言葉は無いわけ?
耐えきれず、座り込んで泣いてしまった。


良「ママ、おはよ…どうしたの?大丈夫?」


思わず抱きついて泣いてしまった。


実「良冴…今日から…亜矢と三人だから…」

良「うん、わかったよ。やっと終わったね」


良冴の笑顔で我に帰った。


実「今までいやな思いさせてゴメンね」

良「ううん…ママ、時間だからご飯作って」

実「うん、すぐ作るね」


ご飯の仕度をしている間に、良冴はまた部屋に戻った。

こんないい子を授かった私は、なんて幸せ者
なんだろう。

良冴と亜矢は、いつものように学校へ行った。
でも今日からは3人…今までも3人のようなものだったけど。

翔ちゃん…早く…声が聞きたい…。



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