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俺が幸せにするから

第17章 成立

実「も…もしもし」

鼻声だ…泣いてたんだな。

翔「もしもし実樹、大丈夫か?良冴が心配してたぞ…実樹」

実「…翔…ちゃん…」

翔「実樹どうしたの?何で泣いてるの?落ち着いて話して」

実樹は泣きながら、昨日の事、今朝の事を話してくれた。

翔「悔しかったんだね。実樹よく頑張ったよ。これからは彼が子供逹にしなかった事、俺ができる限りやるから。二人で頑張っていこう!」

その言葉で、また泣いてしまった。
いいよ、今は思いっきり泣いて、忘れてしまえばいいよ。

翔「俺、近いうちに休みがとれたら、そっち行くよ。家に行っていいかな?」

実「うん、二人喜ぶよ。無理しないでね待ってるから」

翔「今度は四人で話し合おう。日にち決まったら連絡するよ」

俺は二人…いや四人のこれからに向かって、一歩ずつ前進していく喜びを胸に、一生懸命仕事に打ち込んだ。



メンバーに会い、離婚した事を報告した。

大「ここまで来たから、あせらないで、一歩一歩…うさぎじゃなくかめでいいから…」

リーダー、ありがとう。
なんだかすごく頼もしい。


それに良冴…あいつにも凄く救われているな。あいつだけは絶対幸せにしてやらなくては、バチがあたっちゃうなぁ。

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