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乾いた空

第3章 三章





たとえ、
この子かユウキで無くても。
サキは許さないかもしれないが……


全ては僕の罪なんだよ。


サキ……

僕は君の元にすら行けないが許して……




サキ……















救急隊が止血をし始めては身体は乗せようとしたヘリの窓から意識の無い手が無防備に揺れるようにはみ出していた。



すっかり日が登り、父を手にかけた時と同じ雲一つ無い青空……


乾いた空……



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