テキストサイズ

乾いた空

第4章 四章





早速彼女の自己紹介から始まった。

彼女は物怖じしない堂々とした眼差しで 自分の事を全て話した。

母親は事故で物心つく前に他界し、父親は写真でしか知らない。その後は親戚に引き取られたが、高校に入る前に親戚まで事故で他界してからは学校には全く登校しておらず、担任、クラスメイトの顔も名前も知らない。
制服を来て来たのは別に意味は無いらしい。

この病気になったのは安易な理由では無かったとの事。


安易な理由では無い……



ストーリーメニュー

TOPTOPへ