
乾いた空
第4章 四章
私と同じ黒髪の肩までのストレートに意志の強い眼差し、白い肌、私と同じぐらいの背丈。
私は珍しく、自ら自己紹介をしては、彼女と仲良くなった。しかも同じ年齢のせいか話しも合った。
今まで暗闇を歩いていたのが、嘘みたいに光が見えてきた気がした。
お互い学校へは全く登校していなく、歩道されるのも嫌だったので私服で遊ぶことにした。
私服の趣味も一緒でシンプルでベーシックな白や黒、紺が好きで親友というよりは、端から見ると双子に見えると言われた。
それがまた嬉しくてたまらなかった。
お互い顔を合わせては、いつも笑顔だった。
