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乾いた空

第4章 四章




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私がじっと見ていたせいか、ユウキは気が付き、一瞬驚いた顔をしていたが、何事も無かったかのように男性とそのままホテルへ入って行ってしまった。


私はユウキだと思いたくない、これは私の見間違いだと思いたい。

私の知っているユウキはこんな事はしない。


絶対に………


しかも出来るわけがない。



この病気にとって一番タブーな事なのは誰よりも一番よく、ユウキが知っているはず。



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