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乾いた空

第4章 四章





でも、私を見たときにあんな顔をしたのは………


信じたくない。


信じられない。


私とユウキの二年間は………




私はユウキと男が入ったとみられるホテルの前で呆然としているとポツポツと雨が降ってきた。


そのまま甘雨にうたれながら歩いていたら、段々と雨脚が早くなり、まるでスコールのような雨になっていた。



このまま濡れると免疫力の無い私はまた体調を崩すので、近くの神社で雨宿りをした。



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