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乾いた空

第5章 五章ー1





寒い部屋の真ん中には……

目の前には布に被された大きなものがあった。

私は想像付いていたが、信じたくなかった。



震えが止まらない。











恐る恐る、
布をめくる……


綺麗な顔……




そこには、
苦しんでいる顔の筈が、まるで何か楽しいことがあったかのように美しく微笑んで眠りについているような冷たくなった彼がいた。




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