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乾いた空

第2章 二章





「貴方は
私の息子としては素晴らしい。
でも、私の仕事を次ぐのはまだまだだな。」



塾の中学三年生の数学の満点のテスト用紙を片手に父は厳しい表情で呟いた。

お父さん……
僕はまだ小学生5年生であって、まだ貴方の会社なんてわからないよ。


お父さんの完璧って何?
今度な会社の勉強をしなくてはいけないの?


僕はいつも、いつも頂上を目指しているけど、中々頂上には着かない。

だから回りの景色すら見ることが出来ない。





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