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乾いた空

第2章 二章




「頑張っているのは、分かるのよ、でも学校や塾の先生よりね、お父さんが認めてくれないと駄目なのよ。わかるわね?」


「………はい。」



お母さん
貴女の感想はこれだけですか?


僕には1つだけわかる。


お父さんはこの家にとっても会社にとっても完璧で、何よりも絶対的な存在であり、神なのだ。


でも、家や会社を出たらどうなんだろう。


完璧って?


僕は本当の"完璧な人間"と言う頂上を目指すことにした。



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