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乾いた空

第2章 二章




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「……して…」


「……まして」



「目を覚まして!」


「……あ…ああ…大丈夫。」


「良かった。」



思い出しがら、すっかり眠ってしまっていた。少女の顔は真っ青で心配そうに、僕の顔を除き込むように見ていた。

月明かりが僕らを照らす。それはあのとき一緒に見た柔らかい月の光だった。



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