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エロ恋

第4章 甘い蜜月

岬は、二時間目が終わった頃、登校してきた。


「…璃菜…。」


「…っ。


 おはよ、岬。昨日はごめんね。言いすぎちゃった。


 あと、今日、一緒に帰れないから…。


 じゃあ…、」


目も合わせずに、一息で言った。


「…っ?」


グイッと、腕を引っ張られた。


「…なんで?」


「…収録。」


「エロゲーの?」


「…うん。」


なんで岬は、こんなこと聞いてくるんだろ…。


つかまれた腕が、ジンジンする。


早く、離して…ッ。


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