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エロ恋

第2章 突然の…

こんなに好きになるなんて思わなかった。






一年の時、同級生に声優がいるって聞いて、どんな奴か知りたくなった。


たまたま耳にした話で、璃菜だってことが分かって、


“こんな地味な奴が?”ってますます興味が湧いた。



“人気声優”という肩書きが気に入った。


だから近づいたのに。


いつのまにか、本気で恋してた。


意地っ張りで、不器用で、可愛い璃菜に。


普通の女子なら、ちょっと優しくして、嘘でも「好き」と言えば、すぐに落ちた。


でも。


璃菜相手には、そうはいかなかった。


嘘で「好き」なんて言いたくない。


好き以上の気持ち。


愛してる。


あいつにとって、俺が友達以上の存在でありますように。

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