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官能的大恋愛

第10章 遊園地ドキドキデート

お昼ご飯を済ませて、ナガタッチがタバコを吸ってる間に、私は御手洗いへ。

戻って来るなり、やっぱり言われた。

「何かさぁ、今日の俺たちって服装カブッてない?」

ポロシャツにデニム地の膝丈短パン。

ちなみに私は、ピンクのポロシャツ。

スニーカーも、まるで御揃いのようにアディダス。

「マネしたなぁ?」

と、タバコの煙りを吹かせて薄目をするから。

「ナガタッチがでしょ?」

と、負けまいと睨み付けてやる。

「観覧車行こっ♪」

私の手をまた取って、歩く。

何となく周りから視線を感じる。

観覧車に乗るのに並んでいると、女の子たちの黄色い声がした。

「あの人、カッコいいぃ~っ」
「うらやましいねぇ~っ」

ナガタッチも聞こえてるはずなのに、しっかり無視してくれる。

私が不安にならないように、私の背後に密着して立つ。

「えらくない?大丈夫?…」

「うん、平気」

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