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もっと愛されたい!!

第3章 デート

柑奈は走った無我夢中で走った




(追いかけてもくれないの…?)



なみだは止まらず出る一方だ

「きゃっ」






何故か転けてしまった




「ヒール…が…」




そんな時タイミング悪くさっきの不良に会った



柑奈は怖くて無理やりにでも逃げようとする
だがヒールが折れていて上手く走れないのでまた転んでしまう






不良達はどんどん迫ってくる
運悪くここは人も通らず家も無いので助けが呼べない






「いゃ…だ」






「こいつ朝の女じゃね?」
「本当だあれ?泣いてるぜ?W」
「結構イラついたしヤっちゃう?」
「あぁそうだな」





不良達は私にどんどん近づいてきている
遂に私は追い込まれた





「助け…て…」





「大丈夫大丈夫俺らが慰めてやるよ」



柑奈はさすがにこれはまずいと思いこっそり充に電話を掛けた




プルルル…プルルル…





早く…早く…出て!




ピッ


『はい。もしもし』



「助けて!!!!!!!!!」

『は?』

柑奈は不良がいるのにも関わらず大声で叫んだ



「おぃ、こいつ電話かけてやがる!」

「いますぐ電話をよこせ!」



「いや…いやああぁ!」




『おい!柑奈今どこに…』








電話を取られ電源を切られた







「いや…いや…誰かぁ」

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