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これ、欲しいんだろ?

第4章 我慢できない

「え、渡瀬?」


思いもよらない客人。


玄関には、スーツ姿の渡瀬が立っていた。


「ごめんね、お休みのところ」


「え、別にそれは大丈夫だけど、どうした?」


「あの、これ・・・」


「ん?」


渡瀬の手にはスーパーの袋に入った箱のようなものがあった。

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