テキストサイズ

paradise parade☆

第7章 生徒会

優乃「いつから、好きだったんですか?」


そうそう。まずはそれを聞かないと!


勇樹「入園式からだ。ずっとだ。」


優乃「おぉ~!入園式で一目惚れを?」


勇樹「あぁ。で、今年そいつが女子副会長
になったって聞いて、近づこうとして
男子生徒会長に立候補した。」


なるほど……だから、こんな意地悪な人が
生徒会長なのか。


優乃「でも……なんで勇樹先輩が選ばれたんですか?」


勇樹「立候補者、俺一人だったから」


優乃「な……なるほど……です。」


まじなるほどすぎるよぉ~。


ティアラ《ふぁ~!よく眠りましたわ。》


その瞬間、ティアラがポケットから出てきた。


優乃「こらっ!今作業中!!」


勇樹「……?道川?どうした?」


優乃「あっ!いえ……!独り言……です」


私は小さな声で言った。


優乃「いい?今は人がいるの。だから
マカロンが起きても静かにしててね」


ティアラ《わかりましたわ》


勇樹「何をゴニョゴニョ言ってる?」


優乃「あ、あぁ。いえ。電話でした」


勇樹「そうか。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ